東南アジアの事業展開が進んでいるフマキラーの株式

フマキラーは国内3位の殺虫剤メーカーです。近年の国内事業としては、ドアの前まどに吊るしておくだけで虫が寄りつかない製品をヒットさせています。この商品は主婦の間で評判となり、他社でも類似品が出るまでに人気になっています。また、フマキラーではワンプッシュするだけで蚊を撃退できる製品もヒットをさせています。この商品は従来の電気式の蚊取り製品とは違い、電気代がいないことからプッシュ式に替える人が増えてきています。これらの殺虫剤事業によって、業績は大きく押し上げれることに繋がってきています。とくに去年はデング熱の国内の発生があり、フマキラーの事業は特需が起こっています。その結果として株は大きく上昇する状況が生まれていました。また、フマキラーは東南アジア事業を積極展開をしていることで有名です。そのため、海外の売上げ比率は46%と同業他社に比べると、かなり高い特徴があります。東南アジアでは熱帯の地域が多いため、蚊取りといった殺虫剤が必須の物となっています。そこで、フマキラーは早い時期から東南アジア諸国に進出をし、蚊取り線香などの商品展開を行ってきた歴史があります。そのような海外展開による事業の拡大を見込んで、以前から株式を購入する投資家は多くなっていました。数年前には殺虫剤メーカーで国内1位の企業がフマキラーの株式を取得し、子会社化しようとすることが起こっています。国内1位の殺虫剤メーカーでは海外展開が遅れていたために、海外展開の進んでいるフマキラーの販路を活用しようと目論んでいた過去があります。しかし、フマキラーは同業1位の企業に買収をされずに、国内の大手の生活用品メーカーと提携をするに至っています。今後は大手生活用品メーカーとのシナジー効果を、どう出していくかが求められてくると思います。